7/1(水)晴れ、43217km, 15ユーロ、1000スウェーデンクローナ
羽根の疑問は朝になって幾分解消。行き止まりの白い廃棄物が鳥の餌だった。多数のカラスや鳩がやって来た。しかしここの鳥は異常に人間を警戒。遠くで(テントの中で)ちょっと動いただけで飛び立つ。普通カラスはギリギリまで逃げないので、飛び道具ででも攻撃されてるかな?。
幾分解消と言うのは、多数のカラスが来るとしても、こんなに羽根が抜けるかな?。それに羽根の分布があまりにも広くて均一。人間が殺して羽根を撒き散らしたとか?。
ま、とりあえず無事にキャンプ終了。日陰がないので朝から太陽に焼かれて、ゆっくりしたけど8時台前半には出発。
スウェーデンの自転車道は広くて本当に快適。これは最近整備したみたいだけど、日本の様に下請けの下請け、みたいな業者の素人みたいな舗装では無く、車道の舗装と同じ本格的な品質で舗装されている。なので全く凸凹無し。
日本の歩道は軽視されていて、本当に幼稚園児が土遊びしたような、アスファルト置いて手でペンペン、みたいな舗装が多く、でこぼこ過ぎて未舗装の方がましと思えるようなのも有る。その上すぐに掘り返して、埋め戻した舗装は更に素人が、スコップみたいなのでペンペン、でお仕舞い。
菜の花畑がきれい。
30km程進み、道路沿いの休憩所(スウェーデンにはトイレ付きの休憩所が有る)で少し横になって休憩。
ストックホルムまでの距離が直線距離で500km切っていて、走りすぎると日数が余りすぎるし、暑くてなんかだるいので、早めにキャンプ場所探し。とりあえず、10km少々の所に有る湖の水泳場を目指すことにした。休憩所には地図などの案内も有って便利。高解像度で写真撮って地図の代用が出来る。
その前に水補給で1km程の所に町が有るので行ってみた。ラッキーなことに、最初の家がスーパー。お懐かしのICAが有った。
お懐かしのマリーも。よく買ってたやつ(120円)と、ICAブランドの()90円。スウェーデンでの主食はこれ。水はICAブランドのが140円。ポケットティッシュが180円。
キャッシングで入手したのは500クローナ札2枚。少額の買い物を500クローナ札で支払ったら、お釣りをかき集めてた感じ。しかしお札もコインも昔から全然変わっていない感じ。他の国だとまた変えたの!、とか思うことが多いけど。
これでキャンプの準備完了。水泳場へは森を通る未舗装の道を行ったけど、森の中にもポツポツ家が有ってキャンプは無理だった。こっちではポストとゴミ箱が道路沿いに有るので、家が有るかどうかは一目瞭然。
一度舗装路に戻り、水泳場へは再び未舗装。手前には民間の水泳場が有り子供たちが騒いでいた。水泳場辺りは国立公園だった。シェルターと焚き火スペースが遊歩道の先に有るみたいで、歩いて行ってみた。変な男性がシェルターに寝ていた。
湖の水も今一歩でそこでのキャンプは止め。気持ちの良い湖畔でキャンプして水泳に洗濯、と言う夢は敢えなく消滅。
自転車のところに戻り、反対側の遊歩道に進入して暫く進んでテント設営。午後3時にはテント設営完了。汗をかいているので、湿地が川になるところを探したら一ヶ所ちょろちょろが有ったのでその水を溜め体を拭いた。ボウフラが居るような、水溜まりが少し流れただけなのでそう良い水では無いけど。
殆ど人は来ないと思ってたけど、午後4時台に犬の散歩の女性2人が通過。
公園内のキャンプは900円みたい。まあ支払う機会、と言うかワーデンと遭遇することは無いと思うけど。
42.4km, 3:51, 11.0km/h
国立公園の遊歩道に4〜500m進入
7/2(木)晴れ、43259km, 969Kr
朝7時台に犬連れの女性が通過。当然犬は放してるけど、でかそうな犬で、わたしに吠えまくり。そんなことしちゃダメよ、みたいな感じで犬に言ってたけどね〜。
おかげで、と言うか早めの撤収、出発。
道路に戻った。これは国立公園の駐車場。トイレも有る。やはりスウェーデンが快適。
昨日来た道を数キロ引き返したけど、道路から見える林にテント。見たらデンマークナンバーだった。デンマークは野宿禁止だけど、スウェーデンは万人に野宿する権利が有る国。デンマーク人がちゃっかりその権利を行使していた。
わたしはほとんどの場合は道路から見えない所にテント設営するけどね。車ならいざというとき車に避難出来るしね。
長いことネット接続していないので、今日はネット接続を目指し少し大きそうな町を目指した。
未舗装の道も多いけど、未舗装の道が無茶快適。出来の悪い舗装路より良いかも。多分コールタールを撒いた簡易舗装かな。ちゃんとローラーかけているんだと思う。
一ヶ所、初めてキャンプ場標識が有ったので行ってみた。小さくてキッチンとか無茶きれい。ちょっと早すぎてまだオフィスが開いておらず、料金表も無かったので料金不明。しかし良い感じ。スペインやドイツの巨大商業キャンプ場とは全然違って良さそう。
とりあえず前進。町でインフォメーションの建物に入ったら図書館が有った。Wi-Fi聞いてみたら有るとのこと。パスワードの紙を貰った。
とりあえずインフォメーションへ。スウェーデンの地図など色々貰った。ここにもWi-Fiが有るとのこと。スウェーデンは期待持てそうかな?。
図書館に戻りWi-Fi使用。高速で無茶快適。久しぶりに更新出来た。図書館は以前もコンピューターを使わせて貰ってたけど、今はWi-Fi。
町の名前はHassleholmだった。Hassleholmのインフォメーションと図書館、お世話になりました。図書館の後は買い物。でっかいICA。久しぶりにニンジンと玉ねぎ購入。語尾がngだし、てっきり中国製ラーメン、かと思いきや、韓国製と書いてあった。日清のラーメンは100g。中国製のは60gとか70gとか。今日買ったのは85gと、ちょっと大きい感じはしてた。まあ中国製よりは良いかな?。
3つ12クローナ、180円と言うことは1個60円。水は昨日に引き続きICAブランド。7.90クローナ、120円を2本購入。
各種メロンが10クローナだったので、黄色いのを買ってみた。大きさ色々で、最初でっかいのを持ったけど、重いので小さめに変更。。さあこの黄色どんな味かな?。縞模様のメロンは沢山食べるとえぐいけど、このメロンは大丈夫じゃ無いかな?。
キュウリも小さいけど比較的安かったので購入。この前とその前にスウェーデンで見たキュウリの値段は300円とか、ドイツの4〜5倍だったので全く買えずだった。
ICAブランドのマリーやダイジェスティブビスケットも購入。
今日の目的地は直線距離で十数キロ先のLur-sjonを設定した。昨日に引き続き水泳場。sjonが湖と言うことかな?。
スウェーデンの家はこの色が殆ど。雪の時期に見つけやすいようにかな?。
GPSとGPSの地図で目的地へ。途中から未舗装になった。しかしやはり時々家が出てきて林での野宿は難しそう。北部だと町を離れると森だけになるんだけど、南部は家が結構有る。
一ヶ所しか湖に出る所が無く、割りと狭い釣り場と言うかボート置き場みたいな所が湖沿いだった。キャンピングカーも居た。芝生ではなんなのでちょっと林に入ってテント設営。
水がまあまあだったので、Tシャツを着て湖に入り汗を流した。図書館のトイレで汲んであった水で流してさっぱり。
メロンは完熟と言うか少し熟れすぎ。無茶甘くて他のメロンと同じだった。まあえぐみは少しましだったかも。
56.4km, 5:03, 11.1km/h
Hassleholmの北15km?、Lur-sjon
7/3(金)快晴、43315km, 894
昨日からお天気の感じが変わった。今までは朝晴れていても暑くなると午後は雲が発生してきたけど、昨日はずっと快晴。今日もかな?。
朝、テントを出入りした後、ダニを発見。結構大きい。参ったもんだ。スウェーデンでもダニ健在なのか。
良い感じの水泳場だった。ボート進水場所でもあった。トイレは無いと思っていたらきれいなトイレがあった。ので、朝食をとりなおし。
これはどう見てもアルパカ?。
小さい町のICAで買い物したけど、ICAブランドの商品でも大きな街のICAより高かった。その上、2つ買ったけど2つ共値札より更に高かった。なんなんだろうね。
しかし流石に物価が高いと言われる北欧。殆どすべての商品が300円以上。それ以下のものは相当限られる。サンポーニャ組んだんだけど、糸は縫い糸。もう少し太い糸を探してみて良さそうなのが有ったけど450円。買えない。
20km程の所のBittsjoと言う町のキャンプ場チェックしたらWi-Fiが有って100クローナだった。まだ午前中だったのでパスしたけど安い方じゃ無いかな?。
次の町のMarkarydで図書館でWi-Fi使わせて貰ってインターネット。この町にもキャンプ場が有るのでこれからチェック。この先は暫くキャンプ場が無いので、ここがダメなら今日も野宿。そろそろバッテリーが無くなるので、今日ダメなら明日は絶対キャンプ場が必要。
キャンプ場に行ってみたら手前で聞いたのと全く同じ100クローナ。充電が必要なのでチェックイン。鍵のデポジットに100クローナ。
1500円だけど、スイス辺りでは2000円も有ったし、免疫出来てる?。まあ★倍さんの無茶な円安誘導が無ければこれが千円ちょい位だったんだろうね。
●それにつけても、あの円高のまま押しきって乗り切れば国力5割増しで良かったのにね。国力5割も棄損して輸出の大手企業に利益を回してもね〜。
あの麻生さんが、円高は100円くらいまで、とか本音の失言したのはもう大分前。今や120円突破。★倍さんや★倍さん派の日銀総裁の意向を越えて、円が(国力が)どんどん下落してる。
これだけの円安でも辛うじてなんか持ってるような感じなのは、強力な原油安のお陰かな?。こんなボロボロの政治してるのに★倍さんにまだ人気が有るのは何故?。なんだかな世の中になったもんだ。
まだ午後2時だったので急いでシャワーと洗濯。殆ど全て洗濯した。良い風が吹いているので乾くかな?。しかしそこそこ持ってきた洗濯バサミが2個しか無い。1個は壊れたけど、残りはいったいどこへ消えたんだろう?。
もうひとつパジャマのズボンが残ってるけど、パジャマ諦めてズボンが乾いたら交替で夜洗濯するかな?。
スウェーデンのキャンプ場はニュージーランドみたいにキッチンが有る。なので燃料不用なんだけど、わたしはもう一本アルコール持ってて使いきれないはずなので、無理してキッチン使う必要は無い。
ご飯を炊くのは2回目。ニンジンと玉ねぎが有ったので入れて炊いた。今日は缶詰が有るのでこれをご飯にかけて。
サンポーニャ組み立てた。糸は縫い糸なので細過ぎ。音は良い感じ。隣との間隔開けないと近すぎて区別が難しい。
今日は30度近くまで上がって、その上追い風だったので相当暑かった。ドイツで暫くお天気がぐずつき、気温が10度台と涼しくて良かったんだけど、更に北のスウェーデンに来て30度台に近づくとはね〜。
結構強い風が吹いていたので4時間かからずにズボンやシャツが着られる状態になった。勿論完全には乾いていないけど、暑いので着られる。食事をしたらまた汗で、2回目のシャワーを浴び、パジャマのズボンと下着を洗濯した。
これで衣類はウィンドブレーカー以外、全て洗濯したことになる。めでたい?。充電も2つ終わり、残り3つを充電中。これもほぼすべてのバッテリーを充電。
36.5km, 3:04, 11.8km/h
Markaryd Camping(100+キーデポジット100)
7/4(土)晴れ、43352km, 744
今日も晴れて暑い。今日はついに温度計で30度突破。その上追い風で走ると無風になるので、体感は猛暑。
今日は土曜日なので最大の目的は買い物。日曜日の分まで買っておくつもり。今まで何度も日曜日に食料不足でさみしかったので。
50km程先の町、Liungbyがそこそこ大きそうなのでそこを目指した。
道はE4は自動車専用道で通れないので、それに平行した国道1号線。名前は時々E4 Nとかに変わるけど、基本国道1号線。
ストックホルムも標識に出てきた。
自転車に丸々1車線使ってくれてる場所も結構有った。
Liungbyではまず町の入り口でショッピングセンターに寄り買い物。出前一丁3個購入。初めて見るスーパーで水とパンが今一歩。2軒目はヨーロッパでよく見るチェーン店。パン購入。
3軒目は毎度のICA。マキシムとかの名前がついていたけど。水とスニッカーズ購入。スニッカーズはドイツやフランスの倍近くするけど仕方ない。
町を離れるのに普通はキャンプ場所選定してそこを目指すんだけど、今日は水泳場が遠く、とりあえす前進。
1号線走ってたら畑の中にきれいな舗装路。入ってみたらどうも自転車道。廃線跡の舗装みたい。快適に前進。快適と言っても暑くてよれよれだけど。
そのうち懐かしい標識発見。緑はスウェーデン全域をカバーする長距離自転車道。赤はローカル。
水泳場が近づいて来て目標設定。2ヶ所がほぼ等距離だった。小さい湖の方にした。最後が結構上り。行ってみたら狭い駐車場に車が沢山。日光浴を楽しんでいた。こりゃダメだ。
奥の道をチェックしてみたらプライベートビーチだった。すんなり引き返し。そのまま湖沿いに前進。未舗装になり家が暫く途切れた所の魚釣りマークの所でテント設営。道から見えるけど、暑くて別の場所に行く元気無し。
魚釣りマークはどうもボートの進水場所みたい。
近所の農家から?、トラクターでボート引っ張ってやって来た。車でも一組。
トラクターが帰ったので速攻で湖の水で体の汗を流した。
77.6km, 6:10, 12.5km/h
Vittarydの数キロ西の湖のボート進水場所
7/5(日)晴れ、43430km, 638
昨夜はテント内が熱帯夜。ラーメン食べたら汗が出て再び湖の水で汗を流した。
朝は少し涼しかったものの、なんか感じはオーストラリアの朝。
昨日の買い物は失敗。食料は確保したものの水を1本しか買わなかった。暑いので水の消費が進み、もう残りは1リッターを割り込んだ。結果から言うと水は数本買うべきだった。1リッターの水なんて午前中しか持たない。日曜日だけどなんとか飲み水を確保しないといけない。
出発し、1本道があった森の方も見てみたら森の方が良かった感じ。まあ昨日は汗を流したかったので、道から見える湖沿いで仕方なかったんだけど。
舗装路の路面が波うった所でボキッと言う鈍い音。見てみたら、キャリアが折れていた。前回は左側だけど今回は右側の同じ場所が折れていた。これでキャリアの足は2本とも折れた。
後ろの荷物を外して背負い、釣りマークの所のベンチまで移動。
修理は無敵のビニールテープ頼り。
後輪を外してキャリアの足をフレームにビニールテープで固定。前回全部使わず1/3程残しておいて良かった。
水泳場への標識。
昨日どっちか迷った、幹線に近い方の水泳場はやはり人が多い。キャンプは無理。まあ田舎の方も水泳場は人がいっぱいだったけど。
結構沖に休憩場所。あそこまで泳ぐのかな?。監視員とかは居ない感じで、全て自己責任?。
次のちゃんとした町をめざして前進。途中休憩しようとしたけど良い場所が無く、30km程もずるずる走ってしまった。さあ次の町Varnamoではどうやって水を確保するかな〜。
とか思ったら、VarnamoのICAは開いていた。毎日22時まで開いてるみたい。なんじゃそら、と言う感じ。でっかい店なのにICAブランドの水は1.5Kr程高かった。まあ仕方ないので2本購入。ICAブランドの1リッターのオレンジジュースも購入。
メロンがまた10クローナだったので黄色いのを購入。今度は少し固いのにしてみた。
町を先に進むとコープが有った。う〜ん、もしかしたらコープブランドの水は相当安かったかも。ICAのは140円、コープのは100円くらいだった可能性もあったかな?。
残念ながらスイカのカットは無かった。有ったら買おうと思ってたんだけどね〜。今日も暑い。30度を越えた。相変わらず追い風だし参ったもんだ。
キャンプ場が有るようだったけど水を2本も買って野宿体勢整えたので料金チェックには寄らず。
次の町、Klevshultで少し休憩。公園と言うか、町中のレストエリア。しかし誰も居なかったのにわたしのすぐ横におばさんがやって来て日光浴。他にも何人か町の人が入れ替わりでやって来る。なんなんだろうね。
町を出て、高速の下をくぐって林へ。しかし道が高速の真横で仕方なく数キロ進み、川の方へ曲がって突き当たりでテント設営。誰も来るような所では無いと思うんだけど、18時台に乗用車が1台やって来た。
結構長いこと未舗装の林を走り、ただ行き止まりで、普通用は無いはず。
突き当たりの先は使われていない農地で柵やゲートが有る。降りてゲートの方へ行き、じきに帰ってきて去って行った。わたしを探しに来たかな?。
ニュージーランドにネイバーウォッチと言うシステムが有って(オーストラリアにも)、隣近所で不審者を協力して見張る、と言うシステムなんだけど、それがわたしに対して面白半分で運用されて、次々に進行方向の家に電話され、わたしが通過するのを入り口で待ってるとか、不快だった事が有る。
スウェーデンにもそのシステムが導入されている。なんか同じ看板をよく見るな、とか思ってたけど。大昔は無かったと思うけど、EU統合でポートランドとかから泥棒がやって来るようになったかな?。
で、それがもしわたしに対して運用されたとすると、電話連絡を受けて、今どこそこを走ってるからもうじきそっちへ行くよ、とか聞いてるのに、窓から道路見てても?、何故かわたしが来ない。そうなると途中でどこかの林の道に入ったと言うことになり、電話を受けた人は責任上、わたしの居場所を突き止めておかないといけない、とかね。
このシステム、本物の泥棒には効果有るかどうか不明だけど、アジア系のサイクリストは絶好のターゲット。こんなシステム、運用する機会なんて皆無に近いと思うけど、サイクリストに対してだと低速だし遊んでみるには最適。そんな低速で目立って分かりやすい泥棒居ないけどね。
まあ、居場所を突き止めたらお遊びは終わり、だと信じたい。普通のパターンでは人が来るような所では無い。もしかしたら、レストエリアのおばさん達もわたしが休憩に入り、ターゲットが動かなくなったもんだから、待ちきれずに見に来たとかね?。
珍しく川が流れていたので水を汲んで体の汗を流した。裸のこの時に来られたら困ったけどね。しかし、昨日に続き今日もまた小型のダニにやられた。
午後6時台でテントの中が30度で、料理不可。裸でテントの中で待機中に車がやって来たのだった。スウェーデンの猛暑、早く終わってくれ〜。
室温27度で見切り発車でラーメン調理開始。
メロンは想定通りの熟れ方。無茶甘では無く、期待通り美味しく食べられた。やはり黄色はえぐみは少ないかも。
60.7km, 5:23, 11.2km/h
Klevshultの北3〜4km、高速E4の東の林の突き当たり
6/6(月)雨のち曇りたまに晴れ、43490km. 598
日付が変わってから雨が降った。良いお湿りかも。この手の雨は朝には止む感じ。昨日も早朝に少しパラパラした。風は相変わらずの南風で気温は下がらず。
車は結局あの1台だけだった。川は有るけど釣り場でも無さそうだし、やはりネイバーウォッチシステムを稼働させたかな?。
出発して北に進んだけど、暫くして夜間の軍の演習地?、とかの表示が有り、散歩禁止だったので引き返した。いよいよ昨日の車が入って来た理由が無いかな?。
よく見かけてた標識をじっくり見てみたら、やはりネイバーウォッチだった。ニュージーランドから教えてもらったのか、スウェーデン語以外に、もろにネイバーウォッチとも書いてある。昨日休憩しておばさんが近くにやって来た所にも有ったと思う。
だいたいおばさんが日光浴って、もう少し遅かったし、なんか雲が大分あったかも。わたしのすぐそばでターゲット監視して、近所の人に「いちびってた」のかも。自分の大胆さを自慢?。そんな顔してた。
どこにでも有るわけでは無いので、採用した自治体のところにだけ有るのかも。このシステムがあれば、試しに(遊びで?)運用してみたくなるだろうね。そのお遊び運用は、怪しいアジア人サイクリスト以外に無い!。
こんなシステムで遊ぶんじゃない!。こんなのが有ると、人を疑う心がどんどん成長?。困ったもんだ。
この辺りで一番大きな町、Jonkopingまで60km弱。朝は暖かかったけど、曇りで風が強くなり、気温20度位で良い感じ。E4やR1沿いの自転車道も結構あり快適だった。やはり気温が下がったのが大きい。昨日、猛暑終わってくれ〜と叫んだのが効いた?。
Jonkopingではなんとかインフォメーションを探しあて、Wi-Fi使わせてもらった。
近くのコープで買い物。水は今日も2本購入。
キャンプ場所を求めて、湖沿いの自転車道では無く、内陸へ。GPSの地図で森が有るところを目指した。相当久しぶりにちゃんとした坂。しかしこのところちんたら走行で脚力は回復しているので問題なし。しかし西に進むと強風の向かい風。
坂を上り、向かい風と戦って森をほぼ1周したけど、コンスタントに人家が有って全くダメ。結局湖の近くまで戻ってしまった。厳しい坂の上り損。10kmくらいは遠回りして無駄に走ったかな?。
失敗だった。町から10km位でキャンプ出来ないかな?とか思ってたんだけど、20kmも走ってしまった。失敗の原因はインフォメーションでこの辺りの地図を貰わなかったこと。地図があれば、水泳場とか魚釣り場所とかが分かったので、そこに向かえたんだけどね。
Haboと言う町でおそまきながら、案内板発見。幹線道が森を抜けるので幹線道走行。森の遊歩道に進入。なんとかキャンプ場所確保出来た。
この場所なら湖沿いの自転車道を通って十数キロで来られたんだけどね〜。只でさえ日数が余ってるのに7時間も走ってどうする。Jonkopingの手前にはずっと良い森が有ったのにね〜。
残り10日。
84.3km, 7:13, 11.6km/h
Haboの幹線道の森
7/7(火)晴れのち曇り夜雨、43574m, 572
美しい森だった。ブルーベリーが一面に生えているので、1ヶ月もしたらブルーベリー摘みができるだろうね。見てみたけど花も実も無かったけど、どうやって実をつけるんだろうね。
一晩中風がビュンビュンだったけど森の中なので全く問題なし。ただ、風で松ぼっくりが時々落ちてきたけど。だいぶ奥に入ってたので誰も来ず。
湖沿いでは無く、強い向かい風だったけど内陸へ。20km弱でMullsjo。トイレとか、見覚え有った。コープで水を購入。Mullsjoからは前回走った26号線を走行。結構な幹線で道路はずっとフェンスで囲まれている。高速道路仕様かな?。自転車用の路側帯無し。
道路工事中、とかの看板が有ったけど、暫くしたら長い渋滞。片側交互通行で道路を舗装していた。しかし、ものすごく距離が長い。車の横を通り先頭にたどり着いたら自転車は注意しながら進んで、と言うことで車が全然居ない道路を一人走行。
途中で前方から車列がやって来たので路肩に避けて待機。こっちでは先導の車(ペースカーみたい)が居る。しかし車列が長い。いつ終わるの?と言うくらい待機。
10分?、15分?。これだけ長いと先導車も必要だろうね。最後尾にも居た。日本とは片側通行止めにする距離の桁が違う。舗装工事の品質の方が優先みたい。
今日は、前回キャンプした所を目的地にした。木材伐採道路を森へ進入。前回は道が作られたばかりで砂利がピカピカの道だったけど、9年も経つと草もいっぱいでタイヤの部分の道になっていた。横道が草で前回の場所へは着けず。更に奥へ行ってみた。
キャンプしようか迷う所で、時間潰しでサンポーニャ組み直し。しかし風が強くて自転車が倒れた。2回目に倒れた時に、修理したキャリアがすっぽぬけ。ビニールテープはもう無いので、使っているのを巻き取って再使用。なんとか修理した。
奥に2ヶ所広いところが有ったけど、一ヶ所は広すぎて日向だし風が強い。もう一ヶ所は終点で重機のUターン場所で、万が一明朝重機が来たらまずいので止め。結局前回の横道の入り口でテント設営。
日記書いてたら手の上を何かゴソゴソ。小さいダニだった。脱いだ服からはるばる歩いて来たんだね〜。手は敏感なので静かにしているときだと分かる。しかし今回は毎日のようにダニと遭遇。今日は運良く抹殺出来たけど。こんなにダニ多かったっけ?。
しかし不思議なのは1日1匹だけ。普通、統計的にみれば何匹にもやられる日が有る筈だけどね〜。
57.1km, 5:06, 11.1km/h
Tidaholmの北西5km、26号線から東に林業用の道を少し入った所
7/8(水)雨時々曇り、43632km, 532
夜はずっと雨がしとしと降っていた。朝も空が結構暗い。しっかりした雨が降っているので、出発出来ない場合に備え、雨水集め。
1ヶ所壊れた傘のへこみがメイン。
一応コッヘルも出動させた。こっちは集積無しなので雨量が100mmとか必要なので実用的では無いけど、それでも思ったよりはたまる。
食料が殆ど無く、ご飯を炊くしか無いので、お米を洗う水が必要。そんなことしてると空が明るくなってきたけど。テントが乾くくらい止んでくれれば出発できるけど。
6〜7kmの所に町が有るので買い出しに出かける事は可能なんだけど、運悪く、道路の反対側に家が有ったみたいで、犬が反応し、家の人が気にしている感じなので、あまりうろうろ出来ない。いつもはもっと林の奥なんだけど、今日はちょっと連泊には不適な場所。向かいの家の為にはなんとか出発したい所だけど。
集めた雨水でとりあえずラーメン。これで食料の残りはラーメン1袋、スープ1袋、缶詰2つ、米1合ちょっと、ビスケット半分、スニッカーズ1個。だいぶ寂しいかな?。
やっぱり出発することにした。ぶよの小さいのが無茶たくさんいて大変。
撤収中に雨が強くなるのはお約束のマーフィーの法則。
更に、撤収完了した瞬間に青空発見。マーフィーの法則は完璧。恐れ入りました。まあスポット的な青空では有ったけど。お昼ころの出発になった。
幹線の26号線を走行中豪雨になった。バス停で雨宿り。道路に水が流れている。この幹線は通行量が多く、走行不可と言うことで、マイナー道に移動。未舗装だけど静かで快適だった。
途中で26号線を越えたけど、自動車専用道になっていた。まあ当然かな。
二十数キロ走ってやっとスーパーの有る町に到着。田舎なのでICAブランドのビスケットも何割か高いけど仕方ない。公園で遅い昼食。ついでにテントを乾かした。晴れると短時間で乾いてくれる。
次の大きな町で本格的な買い物。コープの水が6.20と安かった。
インフォメーションで地図を貰ったけど、自転車の鍵、こんなことが2回目。鍵かけた意味無いじゃん。と言うか鍵まで進呈で余計悪い。
町でWi-Fi。町の無料Wi-Fiらしいけど、何かメールアドレスいれる感じなので、適当に入れてみたら通った。
町でネット接続し、夕方6時台後半に再び走り始めた。相変わらず時々雨。10kmくらいでキャンプ場所が見つかれば、と思ったけど、なんのなんの、毎度のことだけど良い場所が見つからず、結局27kmも走ってしまい、夜10時近くになんとかテント設営。
26号線は交通量が多いので別の道を進んだんだけど、家がぼつぼつと連続し、全くキャンプ地が見つけられず、26号線に戻ろうとして、ワンチャンスの松林を発見したのだった。広葉樹の森は草が繁ってダメ。
松林の伐採跡で、まだ道に草が繁っていない所が進入しやすくて良い感じ。昔は草が多くても進入してたんだけど、今はダニ問題が有るので、できるだけ繁っている所には進入しないようにしている。広葉樹の森だと、恐怖のナメクジ王国も有るし。
今日も1ヶ所森の方へ上る道路を進んでみた所が有るんだけど、雨で道が濡れてる日陰の道路にナメクジがいっぱい出てきていた。
しかしまあ、やはりスウェーデン南部は家が多く野宿はやりにくい。やっぱり北部かな?。北部だと町を抜けると暫く家がない事が多い。南部は家が無いところが無い?。
57.4km, 4:59, 11.5km/h
Skovdeの北25km
7/9(木)雨時々曇り、43689km, 431
朝は霧雨。暫く出発出来そうに無い。太陽の力で霧を消して貰わないと。しかしこの先の天気予報にずっと雨マークが有る。まあ晴れ一時雨、とか曇り時々雨、とかだけど。
気温は20度行かない日が多そう。この前早く猛暑終わらせてと神様にお願いしたのが効きすぎたかな?。まあ時々雨でもわたしは暑いのよりは涼しい方が良いけど。
ブルーベリーが有った。一応korean紫色になってるけどまだちょっと熟して無いみたいで、食べられるけど甘さ不足だった。
少し雨が止んだ隙に撤収。出発したらじきに霧雨復活。最初のうちは田舎道でのんびり出来た。
この表札は如何なもんでしょうかね〜。
今日は前の時のキャンプ場所チェック。近づくにつれ思い出した。Mariestadの手前6〜7kmの202号線横の森。一応見てみたけど、記憶の通りだった。
次はキャンプ場。確か安かったと思う。60+5だったかな?。ここをチェックしたらいよいよストックホルム方向へ。
Mariestadはパス。
E20しか進む道がなかった。
車が多くうるさくて今一歩。なんとか脱出し26号線に入るもこちらも幹線。雨に加えて風の 向きが悪くトラックに揺さぶられて危険なレベル。このルートに来たのは失敗だった。
26号線は内陸幹線だった。この内陸幹線は前から好みにしてた。海沿いはリゾートの価値が上がり、家は多いしキャンプ場の料金は高いし。ヨーロッパのキャンプ場は水辺が好まれる。湖とか海とか川とかの側だとキャンプ場のランクがアップしてる感じ。
SjotorpはGota運河の町。Gota運河は有名みたい。
ここから6〜7kmでチェックするキャンプ場。行ってみたら思ってたのと違うキャンプ場だった。料金を聞いてみたら150クローナ。パス!。なんでこんなところがブックマークに入ってたんだか。横の道を上って野宿したような気もする。
う〜ん、大失敗。昨日見かけた長距離自転車道でストックホルムをめざしておくんだった。日記を見てみたら、ちがう所を見て勘違いしてた。参ったもんだ。こんなつまらないキャンプ場の為に50kmも走って来たなんて。
ここが有るからと、あまりキャンプ場チェックしてこなかったんだけど、明日からせっせとキャンプ場チェックしよう。
水がないのでとりあえずGota運河まで戻りGota運河沿いの自転車道を進んだ。南東に進むので南方向はバックすることになりなんだか。
自転車道にはシェルターが所々に有った。
7km程先の町、Lyestadで案内所みたいなものが有ったので、水を汲んでもらった。2本も。若い方の女性が汲んでくれたんだけど、おばさんはなんか嫌そうな顔してた。テーブルと椅子がいっぱいありレストランみたいな所だったので、おばさんの気持ちも分からなくは無い。 どもでした。
スーパーの場所を聞いて買い物。ビスケット、スニッカーズ、ジャガイモ購入。スニッカーズはついに90円。日本のレベルに近づいたかな?。田舎のICAなのに、ICAブランドが都会と同じ値段だった。
運河沿いの自転車道を少し戻ってシェルターにテント設営。お馬鹿な若者達が来なければ良いけど。普段は森の中で、こんなアクセスの良いところでキャンプするのは初めて。今は逆に雨が降ってくれると人が来なくて良いんだけどね。
人気の有るだろう自転車道なので明日は朝から自転車が通るだろうね〜。
67.8km, 5:45, 11.7km/h
Lyestadの数キロ西、Gota運河沿いの自転車道のシェルター
7/10(金)曇り時々雨夕方晴れ間、43757km, 385、(5)
昨日午後から風が北西に変わり、昨日の日中の気温は13度とか。流石北海道よりもだいぶ北の北緯58度。夜中もずっと風が吹き荒れ、雨もそう強くは無いものの、降ったりしていた。シェルターの使い道そのもので助かった。
まあこれから嵐の中へ出ていかないといけないけど。9時台後半に出発。
これがシェルターの外観。昔使ったのはテント1個が入らないくらい小さかったけど、これはだいぶ大きい。でもシェルターと言うテントとデザインは共通?、と言うかテントが真似たんだろうけど、屋根が低い。よく頭を打つ。
運河を通る船は時速11kmとか。自転車の方が早い。
12段階上がるゲートが続けて有った。標高差が大きい所が有るみたい。しかしその横の道、自転車には結構急。
ヨーロッパではたまに見る自動芝刈機。自動掃除機よりは障害物が少なくて良いかな?。芝を刈る力が充分かどうかと、電池の持ちが問題。まあ電池に関しては自動的に充電場所へ戻るようになっていれば問題なし。
ちゃんとしたサイズの町、Torebodaまで十数キロ。インフォメーションでWi-Fi使わせてもらった。すぐ近くのコープでフランスパン、ネクタリン、ジャガイモ購入。フランスパンは18クローナなので270円。フランスの何倍になるんだか。
ここから運河を離れ、ストックホルムへの長距離自転車道に合流すべく、202号線とかの道を進んだ。202号線は後半アップダウンとクネクネの連続。バイクなら喜ぶワインディングロードだった。Torebodaから20km少々。Undenasで待望の自転車道合流。
下の緑のがその標識。
小さな村なのにすごく立派な教会。そこのベンチで暫く休憩。
教会の回りは墓地だけどゆったりスペースを取ってあり、芝もきれいに手入れされ、墓地と言うよりは公園みたいな雰囲気。
道は以降もアップダウンにクネクネ。4つもアップダウンが見える。
教会の後良い休憩場所が無かったけど、Tivdeでインフォメーションの前にピクニックテーブルが有り、そこで休憩。インフォメーションは無人でパンフレットとか色々置いてある。
この辺りはTivdens 国立公園とか、自然が売り物みたい。誰もいなくてのんびり休憩してたら、徐々に車がやって来て人がインフォメーションの辺りをうろうろ。
止めは車の4人組がインフォメーションの階段とかに腰かけて食事開始。フランスパンとソーセージを交互に食べてるだけ。まだ午後5時になってない時間帯に何その食事。少々怪しい。普通の観光客はレストランとか喫茶店で食べるけど。時間も変。
わたしとの距離は数メートルも無く、うっとおしくて早々に退散。
自転車道の標識アップ。
道沿いに国立公園と言うか自然保護区みたいなものも有ったけどダメで、なんかやっぱり個人の家が多い。再び自然保護区になって、湖への道が有ったのでそれに進入。しかし前に蛇の彫刻とか、怪しいものが有ったキャンプ場所と形状がそっくり。色んな配置も似ててびっくり。帰ったら調べてみよう。
湖からの風で場所は悪いけどテント設営。急いで湖の水で洗濯。お米も湖の水で洗った。また夜にお天気悪化したりすると場所はちと問題かも。少し手前で一応シェルターも見てみたんだけど、昨日と違い道路沿いだし、お天気も少しましなのでパスした。
今日も低温で12度とかだったけどダウンを来て追い風だったので全然寒くなかった。夕方太陽が出て、15度とか行ったかも。今日もキャンプ場に出合わなかった。この先のAskersundにはキャンプ場が有るみたいだけど、行ってもし高かったらその後のキャンプ場所探しが大変なので行かず。
73.9km, 6:35, 11.2km/h
TivdeとAskersundの中間地点?
7/11(土)晴れ、43831km, 357、(4)
久しぶりに晴れ。小さな丘が有り上からみたテント。
湖。
テント。
出発して暫く走ったらピンクの牧草ロール。メーカーもよくこんな色作ったね。売れる予測有ったんだろうか。
Askersundまで10km少々。なんか見覚え有った。このルートは通った事無いと思ってたけど。また調べてみよう。
この町でクラシックカーの催しが有るみたいでクラシックカーだらけ。聞いたら1600台集合とか。殆どアメ車の感じ。
AskersundのインフォメーションでWi-Fi使わせてもらった。ストックホルムの空港を調べたら何と街の40kmも北だった。そう言えば昔市内からタクシーに乗ったとき、偉く北に走った記憶が有る。タクシー代、幾らだったんだろう。
市内に結構大きな空港が有って、それがGoogleマップで見えるものだから勘違いしてしまう。
ストックホルムのキャンプ場を調べて見てもやっぱり高い。小屋だと450Kr、6800円か。う〜ん。雨のの予報があるので前日にテント泊はしにくいしね。
で、予定変更、北ルートにしてストックホルムはパスすることにした。
隣のICAで買い物。水が9.95と高かったので買わず。インフォメーションで頼んで1.5リッター入れて貰った。
コープの場所を聞いてコープで水1.5リッター購入。6クローナ台とやはり安かった。魚の缶詰3個28Kr、ネクタリンが1kg15Krと安かったのでまた2個購入。
ペットボトルのデポジット回収の時にチコレートがレジの前にあって少し安かったので(と言っても270円だけど)購入。
コープの前の日陰の芝生で昼食休憩。再びインフォメーションに戻り、北ルートの為にこの辺りの地図を貰って出発。なんとか北ルートに乗れた。前に何度か通過した事の有るNora方向へ。
途中でドイツ人サイクリストと話。ノールカップへ行くらしいので少し教えて上げた。彼は1日150kmとからしい。暫く一緒に、話ながら走行。
別れてから彼が買い物中に追い抜いたけど、わたしが途中で休憩中にもう一人サイクリストを連れて走って来た。デンマーク人でフィンランドを目指しているらしい。
何となく夜一緒に野宿?とかの雰囲気になり、25km程先で合流?とかで彼らに先に行ってもらった。2人共野宿が基本みたい。デンマーク人は明らかにスウェーデンでの野宿の権利を活用しようとしている感じ。
ま、基本野宿、がわたしだけじゃ無くて安心。
しかし、25km程先で、ここに居るだろうな、と思った場所に居ない。はて?、と思っていたら、そのうち後ろからやって来た。どこかでわたしが追い抜いた?。あり得ない現象が起きた。
ドイツ人に、「正直にバスに乗ったと白状しなさい」とか言われたけどね(^^;)。
合流場所から5〜6kmの、国立公園手前のキャンプ場、水泳場に向かう事になった。160m程アップ。
わたしだけキャンプ場チェックしたけど、150クローナでパス。まあ2人分なのでもう少し安いだろうけど。彼らは水泳場の端でキャンプらしいけど、わたしはトイレが確認出来なかったので、湖を一周してチェック。
予想通り無茶散歩の人が多い。探し回ってなんとかキャンプ場所確保。デンマーク人が地元の人から聞いた無料のキャンプ場所に到達したみたい。トイレも有った。聞いた本人はここに着けず、水泳場のきれいな芝の上でキャンプしている。
もう遅くなっていたけど食事を済ませ、水泳場まで200m程だったので歩いて彼らを訪問。聞いてみたらドイツ人がピアノをやると言うし、ケーナをちゃんと鳴らせたので進呈。1本しか持っていないケーナだけど、残り5泊なのでもういいかと思って。
やっとアルコールを1本使いきった。フランスから持ってきた2本目を使用開始。殆ど余るだろうけど、チェーンとかをこれで洗うつもりなので、そこそこ使えそう。このアルコールバーナーは気に入った。日本でもお安くアルコールが買えれば良いけど無理だしね。千円くらいするんだったかな?。
78.0km, 6:30, 11.9km/h
Noraの南20km?、Annabodaの水泳場近くのキャンプ場所
7/12(日)晴れのち曇りのち雨、43909km, 219、(4)
誰も来ず、大きなキャンプ場の徒歩圏内で遊歩道の近く、と言う環境にしては結構な穴場発見だった。9時半頃出発して彼らの所に行ってみたら、ドイツ人は既に出発していた。デンマーク人が撤収中。挨拶してわたしも出発。
暫く自転車ルートを進み、途中で東方向へ。結構馴染んでいるNoraへは行かず。この標識ともお別れ。まあ北西からストックホルムへ向かう自転車道が通るSalaと言う町を目指してるので、また見られる筈だけど。
北東へ真っ直ぐな道は無く、ジグザグで進んだ。未舗装もそこそこ。40kmくらい走った所の小さな町にキャンプ場が有って、100Krだったけど、キャンプ場が狭く、キャンピングカーがいっぱいで、テントを張ると良い見世物状態になること必至だったので止めた。小さすぎて止めるのは初めてかな?。
朝は良いお天気だったけど、徐々に雲が増えて、そのうち結構しっかりした雨になった。今日の目的地、と言うか基準にしたKolsvaと言う町の手前20kmほどの間、雨の中、キャンプ適地を探したけど良いところが見つからず。手前でキャンプする予定だったのに町に着いてしまった。
このころやっと雨が止んだ。とりあえずICAで水購入。150円とお高い水だったけど仕方ない。
黄色いメロンが同じく150円だったので昨日に続いて購入。昨日のは無茶な甘さがなく美味しかった。もうこのメロンは4個目になるけど、最初のが甘すぎた以外は適度な甘さで良い感じだった。今日のはどうかな?。
普通のメロンはたくさん食べるとエグいのであまり好みでは無いけど、この黄色いメロンは食べられるのでお気に入り。
既に85kmと走り過ぎているけど、仕方なく再び前進。町を出て1km以内で入り口に岩を置いて車が入れなくしてある伐採道路に進入。奥に良いところが有った。しかし20kmも苦労して探して見つからなかったのに、町の先ですぐ見つかるとはね〜。
まあ町の人の散歩道でもあればそこで?とかも考えていて、町の近くで見つかる事は結構有るかも?ではある。 ●ICAの多くの店で支払いの時、コインは手渡しでは無く機械に入れるシステムになっている。お釣りのコインもその機械から出てくる。最初慣れずにコインも渡して、レジのお姉ちゃんが手を伸ばして機械に入れる事がよく有った。
もうひとつ、スウェーデンではコインは1クローナ(15円)まで。後5と10。商品の値段は小数点以下まで付いてるんだけど、合計の端数は四捨五入して支払う。9.50なら10の支払い。なんか損した気分になる。
大数の法則で統計的にはそう損得無しになるんだろうけど、9.50の商品をもう一回別に購入するのは結構な確率で損になる。
黄色いメロンは今日も美味しかった。結構大きくて食後のデザートとして食べると半分でもおなかが苦しい。
87.5km, 6:55, 12.6km/h
Kolsvaの東2kmあたりの元木材切り出し道路
7/13(月)曇りのち晴れ時々曇り、43996km, 172、(3)、クレジットカード:100クローナ(Salaのキャンプ場)
良い感じのキャンプ場所だった。
自転車のパッキング、大きな輪行バッグを縛って小さくしてパニアバッグ代用にしている。キャリアに縛り付けると結構行けてる。普通のバッグより縛ってる分だけ安定感有るかも。
森林伐採場所によく有るやつ。高いところから見てて指示を出すのかな?。
道路からの入り口はこんな感じのがベストかも?。
町からすぐの所だけどのんびり出来た。出発してみたらじきに家が有った。今回もワンチャンスをものにした感じ。暫くしたら小雨。少々濡れてカッパ着用。そのうち止んで晴れて来たけど。
牧草かな?。自然保護区の湿地の展望場所が有ってそこでお昼休憩。屋根が有って、雨の時はシェルター代わりになるかも。
今日の目的地はSala。北東への真っ直ぐな道は無く、今日もジグザグ。アップダウンも多い。未舗装も多かったけど、異常に車が少なくてその点は良かった。まあ例のネイバーウォッチの看板だらけで感じは悪いけど。例の看板の意味は「よそ者を見たら泥棒と思え!」なので本当に感じ悪い。
監視カメラ設置の看板を出している家も多く、結構な田舎だけど実際に被害が有ってこんな対策してるんだろうか。ユーロ拡大のイメージだけで、こんなことしてるような気もするけど。ちょっと被害妄想とかでは無いかな〜?。まあ田舎の人はどこの国でも内気、と言うか用心深い気はするけど。
しかし、こんな自転車道の標識のついでにネイバーウォッチの看板付けるんじゃない。全くもう。サイクリストはよそ者が多いだろうけど。
結構走ってやっと目的地のSala到着。手前の案内板でキャンプ場の位置を確認。行ってみたら100クローナだったのでチェックイン。キャンプ場は久しぶり。スウェーデンで2回目。最初現金出したけど、思い直してカードで支払い。キャッシングよりカード支払いの方が良いので。
結構狭いけど、この前チェックしたところよりは快適かも。一番隅にテント設営。
急いでシャワーと洗濯。夕方なのにまたしてもズボンもシャツも洗濯。今夜雨でも降ったら着るもの無いけど。
77.2km, 6:16, 12.3km/h
Sala、Sofielund(100)
7/14(火)曇り時々晴れ夕方雨、44073km, 143、(3)
キャンプ場はなんか雰囲気が違う。看板にキリスト教の関係みたいな文字が見えるけど、スウェーデン語だし、当然よくわからない。
朝は洗濯物にうまく日が当たらず、そのうち雲が多くなってズボンもシャツも乾かず。ゆっくりしたけど、最後にはだいぶ濡れているのを着て出発。
自転車道を進んだけど、だいぶ遠回りさせられる。まあこれは仕方ないかな?。殆ど未舗装だけど、一部削り直して砂利を入れて間もない所が有り、走りにくかった。年季の入った未舗装の道はつるつるになってたりして良いんだけど。
●この前、湖沿いでキャンプした所が、前に泊まった怪しい彫り物とかが有った所と無茶よく似てたけど、日記を調べてみたら、やっぱり同じ所だった。同じ場所を選ぶとはなかなかの偶然。あそこはこれで3回目になった。
しかし、過去の旅と似たような所を走っているので、ちゃんと日記とGPSデータ持ってくるんだった。そうすればもっと楽にキャンプ出来てただろうに。今回は本当に色々準備不足だった。
GPSの無料地図が有ったからまだなんとかなったけど、この地図無しだと本当に困ってただろうね。販売店の説明が間違ってて、このGPS購入したけど、結果的には間違ってくれてラッキーだった。
40km程走った所からキャンプ場所を探し始めたけど、どこまで行っても良い場所が見つからず。スウェーデン人は群れるのを嫌うのかな?。森の中だと数百メートル離れて家がポツポツ有る、と言う感じ。スペインだと高いところに固まってたんだけどね〜。
遠回りさせられてもずっと我慢して自転車道を進んでたんだけど、ついに見失ってしまった。自分でルート決めていれば、もっと森のエリアを通り、キャンプ適地を見つけたかもだけど。
自転車道を見失ってからは自力。暫くして幹線道路を目的の街、Uppsala方向へ。キャンプ地をあちこち探してみるも不発。そのうち結構強い雨になった。何だかでは有る。泣きっ面に蜂、状態。泣いてないけど。
自転車道のルート設定に少々怒ってる感じ。その上見失うし。
雨の中、濡れながら道のない森に無理矢理入ってみたりもしたけど、道路から丸見えでダメ。
幹線道路に戻り、バス停で暫く雨宿り。それでも止まないのでまた走り始めた。とりあえず片っ端から道をチェック。草の多い道に進入してみたら、すぐに幹線道路から見えなくなり、有望。
最後まで進んでみたら家が出てきた。で、幹線道路に出て走った分をバック。再び同じ道に入って少し進んで道の上にテント設営。雨が降るなか、もう大変。まあとりあえず寝床確保。
しかし問題は有る。草におおわれているとは言え、車の進入できる道の上。草の感じだと暫く車は走ってないけど、どこかのお馬鹿が?必要もないのに入ってくる可能性はゼロではない。一応片側には自転車を置いたけど。
この道の上に有る1軒の家は反対側から出入りしている感じ。家から向こうははっきりした轍。
雨なので、傘を傾けて雫をペットボトルへ。スウェーデンでの野宿の最大の問題は水確保。ドイツ人にもどうやって水確保してるか聞かれたし。ノールカップ近くでは滝の水を勧めておいた。沸かすのも。
今日は初めて朝から水を1.5リッター弱持ち運んだけど、正解だった。
しかしまあ40kmの間、キャンプ地が見つけられないなんてね〜。直接幹線道路で来ればUppsalaまで60kmとかだろうけど、自転車道だと80km走ってもまだ10kmとか有るはず。
変な道ばかり引っ張り回されて、全く店に出合わず。お陰で出費ゼロ。
81.3km, 7:06, 11.4km/h
Uppsalaの南西7km、sweden13-
7/15(水)晴れのち曇り時々雨、44155km, 143
朝は晴れたけど、木が多くなかなか日が当たらない。道を占拠して濡れたものを乾燥。
9時半まで粘った。その間、髭反り。仙人から一般人へ復帰。
蚊取り線香の良い置き台が有った。
10時半頃出発。Uppsalaまで7km程だった。インフォメーションが分からなかったので図書館でWi-Fi。地図も図書館で貰えた。
インフォメーションに移動し、地域の地図を貰った。残念ながらシェルター等の記載無し。キャンプ場聞いてみたら、目的にしていたキャンプ場は無くなったとのこと。ガーン。代わりに市内にキャンプ場が出来てるとのこと。料金を調べてもらったら130Kr。微妙。泊まっても良いんだけど、何となく前進。
カラスより少し小さくて首から背中が灰色の鳥。結構見かける。
郊外のでっかいショッピングセンターまで出掛けたけど、ICAでもコープでもないスーパーだった。でかいけど陳列が無茶苦茶。目玉商品を通路に沿って置いてあるけど、場所がばらばらで探しにくい事甚だしい。
水を2本買ったけど、見たことないブランドで、後で飲んでみたら不味かった。ICAやコープのは普通なんだけどね。せっかく郊外まで来てみたけど、ハズレだった。
買い物中に雨が降りだし、なかなかの雨。スウェーデン人も雨宿りしている。
街を出て自転車道に戻ろうとしたけどうまく行かず。橋が通行止めで引き返し。これもハズレだった。雨の中、4〜5km進んで、前のキャンプ場の辺りを通過。遊歩道やシェルターが有った。一応キャンプマークも。道路から離れているみたいで、ここで泊まっても良いんだけど、とりあえず町の近くなので何となく前進。
その先の運河を船が通っていて、道路は赤信号。スウェーデンのゲートは道路が回転するタイプが多い。
その先で自転車道発見。しかし運河を渡ったら街の方向へ。間違って橋が無かった所の1本隣の道へ繋がってるみたいで、戻るのは嫌なので自転車道パス。
湖に近い、森の有る幹線道路を進んでキャンプ場所探し。
湖の近くで自然保護区が出てきた。湖まで1.6kmの遊歩道。それに進入しでこぼこの道を湖まで行ってみた。水が今一歩で少し引き返して森の中にテント設営。遊歩道から見えるけど。
自然保護区と言っても、近所の農家が牛を放しているみたいで、牛の糞が結構落ちている。牧場内を通る小川も流れ込んでいるし、水泳場が有るけど泳ぐ気はしない。湖もやっぱり北部がきれいで良いかも。
雷雲が発生し近くを通過。でも避難する場所も無く、なすすべ無し。一番近いので4秒、なかなかの音だった。水を2本買ってるけど、不味かったので雨水も収集。傘の装置はなかなか良いかも。時間が短かったのでそう集まらなかったけど。
残りは明日1泊。明日明後日のお天気は今日みたいな感じらしく、空港近くはキャンプ場は無いし、どこで寝るか決めるのが難しい。空港で夜明かしも選択肢。24時間空港かどうか知らないけど。
テント泊は乾かす時間が無さそう。まあテント廃棄と決めれば野宿も可能だけど。ホテルは1万円以上するみたいでパス。今回は自転車をクリーンアップしないといけないのでホテルではやりにくいし。本当は今日キャンプ場に泊り、自転車洗おうと思ってたんだけど、前に泊まったキャンプ場が無くなってるとはね〜。
スウェーデンではホステルが沢山有るので、空港近くの町のインフォメーションで聞いてみるかな?。
さあ、明日はどうなることやら。3連続野宿で飛行機に乗ると、隣の人に迷惑だろうね。下着くらいは変えるけど、上着も汗臭いだろうし。
31.5km, 2:51, 11.0km/h
7/16(木)曇り、44186km, 64
朝早く、牛の団体さんがすぐ近くを通過。テントに向かって来ないかとちょっと焦った。人間に引率されてたかどうかは見てないけど。朝は雨もぱらつき道は牛さんのフレッシュな糞で終わってるだろうね。参ったもんだ。どこが自然保護区なんだろうね。
テントから顔を出して見たら、牛さんと目があった。
今日の蚊取り線香の台。
9時頃に出発したけど夜の雨でテントは少し濡れた状態。自転車のタイヤに泥(牛の糞?)がいっぱい付いていて最低。
もう一個の駐車場に水溜まりが沢山有ったので、水溜まりの中を走り回ってタイヤ洗浄。
暫く幹線を走ったあと、左に曲がってみたら、期待通り、程なく自転車道と再会出来た。
スウェーデンは馬が多い。馬で道を歩いているのにも時々出会う。ほぼ全員女性。乗馬は女性の趣味なのかな?。それとも女性が馬と気が合う?。
途中、少し明るくなったのでテントを乾燥。ついでに前のブレーキシュー交換。さすがにすり減って使用限界を越えていた。
ヨーロッパは落書きが無茶多い。若者文化なのかな?。これは線路内だけど、丁寧に書き込まれていた。列車からは早すぎて見えないだろうけど。
空港まで直線で最短3km台になった。空港に一番近い町に到着。空港への自転車ルートの標識が有った。助かる。パリでは、夜だったとは言え、高速走ったり逆走したり、無茶苦茶したけど。
図書館でWi-Fi使用。しかしまず図書カードを作れ、とのこと。外国人ですけど、とか言っても、問題なし、との答え。スウェーデンの高福祉、恐るべし。
前回も、インフォメーションから役場まで案内してもらったり図書館まで案内してもらったり、役場の電話やファックス送信までやってくれたり。この好意につけこむ外国人いたりして。
しかし、残念ながらインフォメーションは無いとのこと。インフォメーションで一番安い宿でも聞いてみようと思ってたのに。自力で宿を探す気力は無いので、最後も野宿かな?。
図書館の前に噴水が有ったので、自転車のタイヤを洗った。
そのうち、ものすごい黒雲接近。地域の役場が有ったので地図を貰い、急いでスーパーへ。スーパー前で激しい雨になった。スーパーの横のレストランに屋根が有ったので避難。苺売りは苺が有るので避難出来ず。まあ木の下にいて、ワゴンに簡単な屋根は有ったけど。
わたしは雨が小降りになってから買い物。2回で全てのお金を使いきった。スウェーデンでは16日間1100クローナで乗りきった。だいたい1日千円くらいかな。キャンプ場が高くて2泊しかしなかった。
とりあえず午後3時台に空港を目指した。途中少し雨。ターミナルまで残り2kmくらいの所に石で車が入れないようにした旧道らしきものが有ったのでそこでキャンプすることにした。明朝雨だとテントは廃棄になる。
スウェーデンのお金はゼロになったけど、空港の格安ホテル(と言っても1万円は軽く越えるけど)に、シャワーのみ85クローナとか言うのが有るので行ってこよう。
午後5時台に、貴重品は全て持って自転車で空港へ。最初空港は空港でも荷物と言うか、お仕事の方へ行ってしまい、進路修正。次は第2、第3ターミナルへ行ってしまい、進路修正して第4ターミナルへ。乗るのは第5ターミナルだけど行き方分からず。
第4ターミナルに有るはずの格安ホテルはすんなり見つかった。しかし、シャワーが85クローナと言うのはそうお安い訳では無い。1300円かな。北の方へ行けばまだこれくらいの料金のキャンプ場は幾つか有るかも。現金は無いのでクレジットカードで支払い。
ま、さっぱり出来たので悪くは無いけど。隣の席の人に不快感与えないようになったかもだし。雨に濡れた臭い靴下等も洗濯。水も2リッター程お持ち帰り。
さあこれで残る問題は明日の朝のお天気。テントが乾かせるかどうか。乾かせれば一応テントも荷物に入れ、重量超過の場合の捨てるもの候補の先頭にしておくかな。
来るときは自転車壊れては困るので段ボールで厳重にガードして袋がパンパンに膨らんだけど、帰りは壊れても旅行の日程とかには影響を与えないので、段ボールは無しかも。まあ当然壊れるのは嫌なので梱包頑張るけど、多分時間はそうかからないはず。1時間とかで出来るかな?。
10時に空港に行って1時間で梱包。13時30分の便なので、これで2時間近くの余裕が有るかな?。
この道は両方共岩でガードされているので通る可能性が有るのは空港で働く自転車通勤の人の一部。正規の自転車道が有るので、こっちを通る人は少数かな?、と思っていたけど、今のところ4人通った。ほんの少し近道だけど。散歩とか観光客とかは可能性無し。
●夜10時頃になって雷雲が接近。夜なので昼間の暑さで出来た雷雲とは違うのかな?。移動が無茶ゆっくりでじわじわ接近してきて寝られない。仕方ないので再び空港までサイクリング。
最後の最後でまた試練を与えてくれるとは、マーフィーの法則健在。空港には良い感じのベンチが有った。ここで夜明かしすればこんな雷からの避難は無かったけどね〜。
ゆっくり寝たいという贅沢がちょっと欲張りだったかな?。早く雷雲通過して欲しいもの。
空港にはWi-Fiが有るのでネット接続して時間つぶし。しかし日本にはなんか台風が来てる。18日の朝に成田に着くんだけど、影響有りそうかな?。今夜の雷も困ったもんだけど、台風もね〜。
40.8km, 3:27, 11.8km/h
ストックホルムアーランダ国際空港のターミナルの2km南、空港の敷地のすぐ近くの旧道
7/17(金)曇り時々雨、44227km, 0クローナ, 15ユーロ、(2)、クレジットカード:23.45デンマーククローナ(セブンイレブン)
昨夜の夜のサイクリングはまあ良い結果だった。1時間程滞在し、出てきたら路面は濡れていたけど雨は弱くなって、雷も遠ざかっていた。雷はやはり暑さによるものかな?。雨が降って地面の温度が下がると終了する。昨日は夕方少し晴れて地面が乾いたのがいけなかったのかも?。
空港でネットに接続。オンラインのチェックイン(シートを選ぶだけだけど)可能のメールが来ていたのでチェックイン。ストックホルムからコペンハーゲンのは色々席が有ったけど、コペンハーゲンから成田へはとりあえず席が決まっていて、変更先には良いのが無かった。
コペンハーゲンへは3-3シート配列でC、成田へは2-4-2のシート配列でFだった。いつもは窓に近い通路側を選ぶんだけどFは中央の通路側。まあ通路側ならOKだけど。エコノミー症候群の防止の為、時々散歩したいので。まあ散歩先はトイレしか無いけど。
テントに戻ってからまた少し雨が降った。なんとか日付が変わる前には寝床に着けた。やはり空港のベンチよりはテントで寝るのが快適。朝5時台にまた雨が降って最低だけど、なんとか9時半頃までに乾いて欲しいもの。
今日の蚊取り線香は石の上。
テントの底が相当濡れていた。朝少しだけ太陽が出たのでギリギリまで乾燥。なんとかある程度乾いた。
道の入り口はこんな感じ。しかし空港まで数キロ、殆ど空港内でキャンプするとは、なかなかの不届き者?。
予定通り9時半頃出発。747が広告に使われていた。沢山作られただろうからね〜。
エチオピア航空、とか言うのが止まっていた。アフリカから北欧にも来てるんだね〜。
昨日は見つけられ無かったターミナル5への自転車ルートの標識発見。助かります。
10時頃からパッキング開始。やはりと言うか予定通りに1時間程で完了。出発ロビーに行ってみたらどこもかしこも自動チェックイン。SASの場所を見つけ、まず量りを見つけて重さチェック。21kgで問題なしだった。
廃棄したのはキャリアのみ。ヘルメットとダウンジャケットはディレイラー保護に使用した。
係員を捕まえてセルフチェックインを教えてもらった。予約番号みたいなのを使うみたい。すんなり搭乗券と荷物タッグが出てきた。
荷物もセルフ?とか思ったら、大きすぎるので、普通に並んで預けた。11時半には全て完了。
出国すると水が無くなるので、ビスケットで早めの昼食。中に入ったらカードで水を買わないといけない。
水が無茶高い。最初300円の安いのが有ったけど、以降は400円とか。買わず。
コペンハーゲンへは到着便がそのまま折り返し。遅れてやって来て、コペンハーゲン到着は20分遅れ。乗り換えに1時間しか無かったのが更に短くなった。着いてモニターを見たらすでに搭乗開始していた。
荷物の積み込みが見えたけど、割と丁寧に扱っていた。前にどこかで見たときは、わたしの大きな自転車のバッグを投げていたのを目撃してしまった。あんな扱いは反則で、どこかでスーツケースを投げまくっていたのは映像に撮られ、投げていた職員達は解雇されたと言うことがあったと思う。
乗り換え途中に出国手続きが有って、のんびりしたものなので、焦ってる人もいた。まあオスロからの乗り継ぎ便が遅れたみたいで、それを待ってたので、問題なしだったけど。
コペンハーゲンで400円近い水をカードで購入。
コペンハーゲンへも、コペンハーゲンからもほぼ満席。なかなか頑張ってるみたい。
成田への便だけど、日本人がやけに少なかった。1〜2割?。中国人がいたし、北欧と思われる人が多数。円安効果なんだろうか。
3.5km, 23, 9.3km/h
コペンハーゲンから成田の間
7/18(土)曇り、44231km, 0, 15ユーロ、クレジットカード:14480円(JR東)
飛行機の10時間半も割りとすんなりクリア。こんなに落ち着けるのも歳をとった証拠。
気流の関係か、予定より少し早く着いた。荷物が出てくるのに時間が掛かったけど、係員が台車に乗せて運んできてくれた。
荷物発送か、コロコロ購入か、はたまた飛行機か、色々考えた。空港の案内ボランティアが居たのでまずはコロコロ売ってる店を聞いた。案内してくれた。コロコロはキックスケーターの車輪を2つ着けたのが5千円台だった。流石に高過ぎてパス。
飛行機は伊丹へは大手2社しか飛んでいないのでパス。結局そのまま荷物を全部列車で運ぶ事にした。新幹線の自由席で1万4千円台だった、カードで支払い。
乗り換えは東京駅では巨大すぎて大変なので品川で乗り換え。まあ最短と言えるようなホームの配置だったけど、それでもやはり大変だった。
のぞみは自由席が3両しかなく、座れるかどうかが問題だったけどなんとか座れた。次の新横浜で満員になり、通路にも人があふれていた。
水が少ししかなかったので車内販売を待ったけど、車掌さんの話では混んでるので、最後尾からの出発だけど、なかなか来ないかも、と言うことだったので、自分で買いに行ってお弁当と水を確保。
のぞみは東京ー大阪間が2時間半。ぼーっとしてたらじきに到着。さすがに早い。
新大阪では、出口が結構遠かった。自転車のバッグの下にブルーシートを敷いて、滑らせながらなんとか出口へ。いきなり暑さの洗礼を受けた。
自転車を組み立て、ゴミをすてようとして周りを見たら、ゴミ箱ゼロ。さがしてみたけどどこにも見つからなかった。仕方ないので、ゴミも持って走り始めた。
●しかし、ヨーロッパで至るところにゴミ箱があり、何でも捨てられたのと比べると、ひどく不便。ゴミ箱が無い理由は、自己責任、と言うか処分の経費がかかるので、原因者であるゴミを出した本人の自己負担、と言うようなことだと思う。
一見納得出来るように思える理由だけど、良く考えると愚かな方法。「税金を沢山取るけど、その代わりゴミは全て公費で処理」、と言う方法だとゴミの不法投棄は必要性が無い。そこにゴミ箱が有るのに、わざわざ山まで捨てに行く必要がない。
それに比べて、「ゴミ処理経費はゴミを出す本人負担」と言う”合理的な”方法は、不心得者の不法投棄を奨励してしまう。残念ながら日本には”不心得者”が結構居るので、山奥や崖下はゴミの山。
これらは全て?政治の貧困から来てる?。税金を沢山取る政策は不人気なので、政党は当然やりたがらない。テレビや冷蔵庫の、後払い処理費用のシステムは、企業への配慮。廃棄時の処理費用を製品価格に上乗せすると売り上げが落ちる、と言う企業側論理に配慮して政権維持?。
結果、後払い処理費用を払いたくないので、不法投棄、と言うことになる。まあ政治の貧困は、国民の意識の貧困から来てるだろうから、やっぱり国民のレベルが低い、と言うことかな?。ヨーロッパの不法投棄のゴミの量と日本の不法投棄のゴミの量を見てると、どちらが良いかは一目瞭然。
自転車で旅をしてると、道端のゴミを常に見てしまうけど、日本の現状は、「愚かなり日本人!」かな。今回久しぶりに海外を走ってみて、政治、行政のレベルの差を痛感してしまった。
7.4km, 0:42, 10.6km/h
7/19(日)、44238km, 0
ストックホルム アーランダ国際空港
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